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熊野本宮大社ルポ【パワースポット情報】参拝順序は?御朱印,アクセス,温泉,和歌山

投稿日:2018年6月4日 更新日:

熊野本宮大社は日本一霊験所に認められるスピリチュアルなパワースポット。

「熊野本宮大社」(和歌山県田辺市)は、霊場が密集する和歌山エリアのなかでも、別格のパワースポットです。

熊野本宮大社の鳥居と神門を抜け、本殿を見上げたとき、写真では伝えきれないスピリチュアルな迫力に驚かされるに違いありません

仏・ミシュランガイドが観光として「行く価値あり」と星三つを付けたのも納得です。

また、熊野本宮大社の本殿をお参りするのに、正し参拝順序があることはあまり知られていません。

熊野本宮大社の駐車場は2カ所あり、近隣側は平日でも満車になるので注意が必要です。

 

今回は熊野本宮大社を訪ねましたので、ご利益や御朱印、駐車場・アクセス、温泉などの情報も含めて、詳しく紹介します。

 

熊野大社は日本一のパワースポット!?

熊野本宮大社の参拝には順番がある。駐車場は2カ所。近隣には温泉も。

熊野本宮大社はいまから1300年ほど前に、孝謙天皇(こうけんてんのう)が日本一のパワースポットとしてお墨付きを与えた神社です。

熊野本宮大社一の鳥居前の標石に「日本第一霊験所」と刻まれているのがその証です。

熊野本宮大社は、古くは「熊野坐神社」(くまのにいますじんじゃ)という名で呼ばれていました。

つまり「熊野の神様がいる場所」といえば、熊野本宮大社を指したわけです。

 

熊野本宮大社に受けるパワースポットとしての印象と美しさは格別です。

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写真で見てもピンときませんが、巨大な建造物の圧迫感とはまた違った底知れぬ迫力があります

普段は鈍感な管理人でさえ、ただごとではない空間の広がりを感じました。

この感覚が何なのかうまく伝えられませんでしたが、最近、やっとわかりました。

社殿の向こう側に神仏の気配を感じるイメージです。

 

熊野は黄泉の国!?熊野詣の意味とは

熊野詣(くまのもうで)は、「生まれ変わり」や「よみがえり」を目指す巡礼の旅となります。

というのも熊野は、「女性の胎内」や「黄泉の国」(よみのくに)に位置づけられる場所だからです。

異界をめぐり、もう一度生まれる熊野詣には、心、体、魂をリフレッシュする効果があるといわれます

 

人の侵入を拒む深い山だけに、大昔の人たちからすれば、熊野詣は過酷な修行そのものでした。

ただ、そのご利益の大きさは確かなものだったらしく、600年ほど前に一度社会現象が起きています。

身分の貴賤(きせん)や老若男女を問わず、誰しもを等しく受け入れてくれる神仏として、参拝者が殺到する過熱ぶりだったようです。

参拝者が参道を埋め尽くす光景は、「蟻の熊野詣」と呼ばれました。

 

そんな熊野信仰の中核を担う神社が、熊野本宮大社です。

熊野本宮大社は熊野三山の中核をなす神社。熊野十二権現をお祭りする。

 

熊野神社は、全国で3000社以上ありますが、熊野本宮大社はその頂点に立つ「総本宮」にあたり、日本一と呼ばれた霊験に衰えはみられません。

ただ、熊野詣は「熊野本宮大社」、「熊野速玉大社」、「熊野那智大社」の3所へのお参りが基本です。

近年、昔に比べてアクセスも良くなっていますので、是非、熊野速玉大社、熊野那智大社とともに参拝してください。

摂社・末社も驚くほどスピリチュアルなところで、和歌山観光としても申し分なく楽しめました。

 

主祭神は神様?それとも仏様?

家津美御子大神を祭る熊野本宮大社。素戔嗚尊とも阿弥陀如来ともいわれる。

熊野本宮大社にお祀りされている主祭神は、すべての樹木を支配する「家津美御子大神」(けつみこのおおかみ)。

ヤマタノオロチを退治した「素戔嗚尊」(すさのおのみこと)と同一視される神様です。

また、仏教がさかんに信仰された時代には、家津美御子大神が「阿弥陀如来」(あみだにょらい)という「仏様」としてお祭りされていたこともありました。

 

ややこしいですね…。

分かりやすくいうと、「けつみこのおおかみ=すさのおのみこと=あみだにょらい」というのは、「氷=蒸気=水」みたいな関係になるイメージです。

これは、神様も仏様も同一の存在として扱う「神仏習合」のかたちです。

つまり、「同一人物」ならぬ「同一神仏」というわけです。

神も仏も自然も、天も地も科学も理も、目にみえない境界線を挟んで、すべては「ひとつ」につながっているのかもしれません。

 

いずれにしても、熊野本宮大社は、畏敬の念が自然にこみあげてくるような、素晴らしい神社であるのは間違いありません。

20年ぶりに参拝して、改めてそう思いました。

空気も澄んでいて、あまり人でごった返していないのも、よかった点です。

それと、温泉も最高した。

 

熊野本宮大社 参拝の正しい順序

熊野本宮大社の正しい順番はまず祓所大神でお祓いに始まる。

熊野本宮大社には、参拝するうえでの「正しい順番」があります。

最初にやっておかねばならないのは、「祓戸大神」(はらえどのおおかみ)への参拝(お祓い)です。

ちなみに祓戸大神の読み方は、はらえどのおおかみです。

 

本殿へと続く石段の途中、向かって左手に「祓戸大神」があります。

古くは、川で身を祓い(はらい)清めてからでしか、熊野本宮大社への参拝はかないませんでした。

「よみがえり」の意味から、三途の川に見立てて近くの川「岩田川」を行き来する習わしがあったぐらいです。

この「祓戸大神」をお参りした後、手水舎で左手、右手、口をすすぐのが、正しい順序となります。

 

本殿での参拝にも順序

本殿での参拝にも正式な参拝順序があります。

以下、表にまとめた順に、お参りしてください。

本殿は、お祭りしている神様ごとに社殿が「間仕切り」されています。

各社殿にはそれぞれ、お賽銭箱の真上に「鈴」がありますので、これを目印に順番を確認すれば分かりやすいと思います。

※本殿に向かって左から順に掲載

社殿 御祭神 場所
証誠殿
本宮・第3殿
家津美御子大神 3番目
中御前
結宮・第2殿
速玉大神 2番目
西御前
結宮・第1殿
夫須美大神 1番目
一番左
東御前
若宮・第4殿
天照大神 4番目
満山社 結ひの神(八百萬の神) 5番目

 

わざわざ表まで作っておいて何ですが、現地でもっと分かりやすい案内板を見つけましたので、掲載させていただきます。

熊野本宮大社では本殿にもお参りの仕方と順番がある。

 

こんな便利なものがあったのですね…。

 

旧社地「大斎原」 日本一の鳥居も

日本一大きな鳥居のある大斎原。熊野本宮大社の旧社地で、御祭神の降臨した地とされる。

熊野本宮大社のすぐそば、歩いて10分ほどのところに「大斎原」(おおゆのはら)があります。

大斎原には「日本一大きな鳥居」がありますので、迷うことはまずありません。

かつて熊野本宮大社があった旧社地で、主祭神「家津美御子大神」が降臨した地です。

また、大斎原は、熊野川、音無川、岩田川の合流点にある中州にあり、この構図は最強パワースポットの典型といえます。

 

そんな神秘的な大斎原ですが、実は明治22年に大水害に見舞われ、社殿の半分以上が倒壊してしまいました。

そのため、一部の神様を大斎原でお祭りしつつ、本宮をいまの場所に移すことになりました。

もともと熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)は、「熊野十二所権現」(くまのじゅうにしょごんげん)と呼ばれる12柱の神々を共通してお祭りしているところです。

熊野本宮大社だけでなく、熊野三山のシンボル的存在といえる八咫烏。

 

その筆頭の神様、家津美御子大神だけでなく、「大斎原」にお祭りされている8柱の神様にもご挨拶してこそ、熊野本宮大社の参拝が完全なものになるのではないでしょうか。

何より大斎原はパワースポットとしても非常に評価の高い場所です。

熊野本宮大社を訪ねたときには、是非とも合わせて足を運びたいポイントです。

大斎原は別記事としてまとめていますので、ご興味のある方はぜひお読みください。

大斎原の詳しい情報はこちら

 

また、大斎原へ向かう途中に、伊邪那美命(いざなみのみこと)をお祭りする産田社にもありますので、よろしければ合わせてお参りください。

 

近場の遊びは川湯温泉がイチオシ

砂利をかき分けていくと温泉が現れる。家族連れやカップルで楽しむことができる。

熊野本宮大社から車で10分ほどのところに、「川湯温泉」があります。

川底を掘って、自分で天然温泉を作ってしまうイメージです。

巨大な仙人風呂は冬季だけですが、自作の天然温泉は年中いつでも楽しめます

川底から絶えず湧き出す70度以上の源泉に、熊野川の支流「大塔川」が混ざり合うので、お湯加減はちょうどいい~少しぬるいぐらいでした。

 

ただ、自分で掘るのは結構大変です。

そんなときは先客が掘ってくれた露天風呂を流用させてもらうのが正解です

料金は一切かかりません。

近隣に無料駐車場もあります。

 

また近くに公衆浴場もあります。

すぐそばには公衆浴場も。少し肌寒い場合は銭湯があると本当に救われる。

 

こちらの公衆浴場は有料ですが、大人250円と格安です。

万一川湯が寒かった場合は、銭湯で体を温め直すこともできるので安心ですよね。

ぜひ、神域と天然温泉との合わせ技でパワーをよみがえらせてください。

■電話:0735(42)0735 (熊野本宮観光協会)

 

MAP

 

熊野本宮大社 御朱印

熊野本宮大社の御朱印です。

社務所のすぐそば、本殿に向かって右手にある社務所で頂けます。

初穂料は300円。

御朱印帳は1500円でした。

#熊野五山 #熊野本宮大社

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水色のタイプは「創建2050年」を記念する今年限定の御朱印です。

この限定金字御朱印のお値段は500円。

#熊野本宮大社 #御朱印#創建二千五十年の限定御朱印

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熊野本宮大社の授与所では、ほかにも、大斎原や産田社の御朱印もいただけます。

 

熊野本宮大社 御由緒

大斎原の近くで撮影した一コマ。熊野本宮大社は本当にスピリチュアルなパワースポットだ。

ときは第十代崇神天皇(すうじんてんのう)の治世にさかのぼります。

熊野の地を治めていた一族の末裔「熊野連」(くまのむらじ)が、大斎原でたたずんでいると、大きな櫟(いちい)の木に「三体の月」が降りてきました。

 

不思議に思った熊野連は月にこう尋ねます。

「天高くにあるはずの月がなぜこんなに低いところに降りてこられたのですか」

 

すると、真ん中の月がこう答えました。

「私は證誠大権現(家都美御子大神)。両側の月は、両所権現(熊野夫須美大神・速玉之男大神)だ。社殿を創り祭りなさい」

 

この神勅(しんちょく)を受けて、社殿が造営されたのが、熊野本宮大社です。

 

創建ははっきりしていません。

ただ、今年「創建2050年」を記念する御朱印が供されているところみると、やはり建てられたのは紀元前ということになります。

熊野本宮大社 基本情報

 

■住所:和歌山県田辺市本宮町本宮1100

■電話:0735(42)0009

■拝観料:無料(宝物殿300円)

■拝観時間:AM6:00~PM7:00
※社務所・授与所AM8:00~PM5:00

 

熊野本宮大社 駐車場&アクセス情報

熊野本宮大社の駐車場は2カ所あり、いずれも無料です。

熊野本宮大社のすぐそば(樹の里駐車場)と、河川敷にあります。

 

樹の里駐車場の収容台数は30台。

社頭駐車場。最寄りもすぐに満車になる。この駐車場より河川敷側の駐車スペースがおすすめ。

看板が出ていますので、まず迷うことはありません。

ただ、お土産屋さんの駐車場を兼ねていて、すぐに満車になります。

 

一方の河川敷側は、スペースにかなり余裕があります。

坂を下っていざ河川敷の駐車場へ。朝イチはがらんとした感じでした。

 

朝一番で行くと、ほとんど車は止まっていませんでした。

入口は以下の写真のイメージです。

河川敷の駐車場は広いスペースを確保。大通り沿いに案内板があるのですぐにわかるはず。

 

大通り沿いに巨大な案内板がありますので、こちらも迷わずにたどり着けます。

駐車場から神社の入口(一の鳥居)まで歩いて5分もかかりません。

 

MAP

 

電車とバスでのアクセス

熊野本宮大社はバス停「本宮行政局前」からすぐ。

■JR紀勢本線「新宮駅」~
奈良交通もしくは熊野交通(約1時間30分)
※熊野交通に3日間のフリー切符有、大人3000円・小人1500円

 

■JR紀勢本線「紀伊田辺駅」~
明光バス、もしくは龍神バスで本宮大社前下車(約2時間15分)

 

車でのアクセス

 

■名古屋方面から
⇒紀勢自動車道(無料区間)尾鷲北IC下車、約1時間30分

 

■大阪方面から
⇒紀勢自動車道(無料区間)上富田IC下車、約1時間15分

※大阪方面からは他にも、十津川村経由で山道を抜けるルートがあります。

 

MAP

熊野本宮大社 まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は熊野本宮大社を紹介しました。

まとめは以下の通りです。

  • 熊野本宮大社は長い歴史を持つ別格のパワースポット
  • 熊野本宮大社の本殿にはスピリチュアルな迫力がある
  • 熊野本宮大社をお参りするのに正式な順番がある
  • 熊野本宮大社は元々大斎原にあった
  • 熊野本宮大社の近くにある川湯温泉はおすすめ
  • 2018年は創建2050年を記念する御朱印がある

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

熊野詣は熊野三山への参拝が基本です。

熊野速玉大社、熊野那智大社も記事にしておりますので、もしよろしければお読みください。

熊野速玉大社の詳しい情報はこちら

熊野那智大社の詳しい情報はこちら

今後、内容を一段と充実させてまいります。

ぜひとも、引き続きご愛読ください。







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元全国紙記者。2017年に独立。ライフワークの聖地巡礼を兼ねて、ブログを始める。神社本庁総長や大僧正、大学教授など有識者への取材経験も豊富。編集者としてのキャリアは20年以上となる。

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