京都 関西のパワースポット

御金神社【ルポ】ご利益高める参拝方法は?お金の浄化と使い方,御朱印も<金運パワースポット>

投稿日:2019年3月10日 更新日:

御金神社の鳥居と神額。いずれも金ぴかでゴージャス。

御金神社(みかねじんじゃ、京都市)は、「金運アップのパワースポット」として全国から参拝者を集める神社です。

ゴージャスさの際立つ御金神社の境内は、鳥居からお守りに至るまでとにかく金ぴかで、「珍スポットさながら」の様相をみせています。

ビジネスでの成功やギャンブルの必勝を願う人たちからは特に評判で、現地の絵馬掛所では「宝くじの当選」を報告する絵馬も目立ちました

また手水舎には、お金を清めるための「ざる」が用意されていて、こちらでお金を増やす願掛けができます(後段でおすすめの方法など解説)。

このほか御金神社では、金運が高まる財布「福さいふ」が1000円で提供されていて、日々売り切れの心配があるほど人気です。

 

今回は、財運アップのご利益に熱い視線が注がれる御金神社について、おすすめの参拝方法や開運の「福財布」、御朱印、駐車場・アクセス方法などをまとめてご紹介します。

御金神社 鳥居も鈴緒も「金ぴか」

御金神社の鈴と鈴緒。金色で統一されている。

御金神社は、二条城のほど近く、京都御所へのアクセスもスムーズな観光客にうれしい好立地にあります。

鳥居(とりい)も鈴緒(すずお)も入口にある標石の文字も、すべて「金」で統一され、そのゴージャスな光景に旅のワクワクが広がりそうです。

絵馬に記された願い事も、無茶な注文から不遜(ふそん)な要求まで色々あって、訪れた人たちを飽きさせません

  • どうか100兆円ください
  • (EXILE)啓司くんの握手会当選
  • お客さまが来ますように
  • まずはダービーで10万な

御金神社の広さは、庭付きの民家1軒分ほど。

小さな路地に面した少し分かりにくいところにありますが、平日でも参拝者が途切れないほど人気のパワースポットで、最近では外国人観光客の姿も目立ちます。

都会の神社とあって夜に参拝する人も比較的多く、拝殿に吊るされた鈴は「黄金の巾着」に包まれガラガラ鳴らないよう配慮されています。

 

御金神社 宝くじで家が建つ!?

御金神社の絵馬掛所に吊るされるイチョウ型の絵馬。読むと面白い。

御金神社では、「金山毘古命」(かなやまひこのみこと)という神様をメーンにお祭りしています。

ご利益は、いわずもがな金運アップです

お礼参りの際に奉納された絵馬にもその一端が垣間見えます。

  • 宝くじが当たって家を建てた
  • ギャンブルに勝ち越して引退した
  • 昇格した

ちなみに、主祭神の「金山毘古命」(かなやまひこのみこと)は金属の神様で、金属貨幣から転じて「お金の神様」としてあがめられるようになりました。

日本の国土を生んだ伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊邪那美尊(いざなみのみこと)を父と母に持ち、御金神社では金神様(こんじんさま)の愛称で親しまれています。

また御金神社によると、金山毘古命は世界を形づくる五大元素(火、風、金、水、土)をつかさどる神様の筆頭なのだとか。

なお、系列神社の総本社に当たるのは、岐阜県にある南宮大社になります。

 

御金神社 正しい作法/お金の清め方は?

御金神社の手水舎。お金を清めるためのざるが置いてある。

御金神社の手水舎には、ざるが置いてあります。

これは、お金を洗って浄化するためのものです。

お金を洗うというのは珍しい作法に思われるかもしれませんが、実はこれ、御金神社オリジナルの習慣ではありません

「やり方は特に決まっていない」ともいわれますが、鎌倉の銭洗弁財天にみられるような、おすすめの作法があるのも確か。

以下に、神社参拝の基本を含めてその順序をご紹介します。

 

鳥居の前で

まずは鳥居をくぐるところから。

鳥居をくぐる際には、どこの神社でもまず一礼するのが習わしです

これを「一揖」(いちゆう)といいます。

踏み出す足も決まっていて、「本殿にお尻を向けない側」になります。

つまり、鳥居の左寄りから踏み込む場合は、左足から入る形になります。

 

手水舎で

神社には手と口を清める手水舎がありますが、ここで身を清めるのにも作法があります。

  • 柄杓(ひしゃく)で水をすくって、左手、右手の順に清める
  • 次に、左手で水を受けて口をすすぐ
  • 最後にもう一度左手を水で清め、柄杓を立てて持ち手の部分を水で洗い流す

これら一連の動作は、最初にくんだ柄杓一杯分の水で済ますと、とてもスマートです。

ちなみにこの作法は、「簡略化した禊(みそぎ)のスタイル」といえ、このシステムがなかった大昔の時代には、川や滝などで身を清めていました。

手水の作法については、現地の案内板でも紹介されています。

 

本殿(拝殿)で

御金神社の拝殿と本殿。

本殿(拝殿)での参拝は、まずお賽銭を入れたうえで金の鈴緒をゆらし、(鈴がある場合は鈴を鳴らして)、2礼2拍手1礼をもって行います。

直角に2度お辞儀した後、「パンパン」と2回柏手を打ってからお祈りし、最後にあらためて深々とお辞儀するイメージです。

神社ごとに「ローカルルール」もありますが、2礼2拍手1礼が基本となります。

お賽銭を入れるときは、極力投げ込まず、そっと入れるように心がけます。

 

お金の浄化へ

お金を乗せて洗うざる。

お金の浄化は、本殿への参拝を済ませた後に行うのがおすすめです

ざるにお金を入れて、3回ほど柄杓(ひしゃく)で水をかけます

水をかける作業は、もちろん水盤の外側で行うのがマナーです。

お札の場合は、端の方を少し濡らす程度でも良いとされ、写真のようにたっぷりかけなくても構いません

最後にタオルなどで水気をふき取って、お財布にしまいます。

 

御金神社 洗ったお金はどう使う?

札束のイメージ。

御金神社で浄化したお金の使い道はどうするべきか。

種銭として大切に持っておくのも悪くありませんが、もし増やしたいのであれば「生きた使い方をする」のがおすすめです。

これはお金本来の特徴にも合った作法です。

お金が循環すれば景気が良くなるのと同じ理屈です。

何より、お金は使わないと増えません。

洗ったお金は無駄遣いを避けつつ、パッと使い切ってしまうのがベターです。

 

御金神社 おすすめ開運グッズ

開運グッズが並ぶ御金神社の無人販売所。ひとつひとつのアイテムが金ぴかで眩しい。

御金神社の開運グッズで一番の人気は「福財布」(ふくさいふ)です。

キラキラのお守りやお札、絵馬などについては、上記写真の無人販売所でそのまま購入できますが、福財布だけは拝殿脇の社務所で神職を呼び出し、直接購入する流れとなります

「福さいふ 本日はあります」という張り紙に購買意欲がそそられますが、逆に張り紙のないときは売り切れの可能性もありますので、観光客の多い時期には注意が必要です。

 

福財布について

金運アップの黄色地に福の文字をあしらった福さいふ。

福さいふは、縦10cm、横20cmの長財布で、パタンと閉じて懐に忍ばせる「かぶせ蓋タイプ」になっています。

色は、風水的に金運アップの効果が期待できる濃い黄色

表面は「福」の文字とともに小槌などのイラストがちりばめられ、内面は社紋の「金」の文字が刻まれています。

中は、一般的な財布と同じ二重構造になっていますが、ファスナーやカード入れの類はありません。

 

実用に耐えられないこともありませんが、宝くじなどを入れて保管する「縁起物」として利用するのがおすすめです

また、宝くじや馬券を買うときの「専用財布」として使うのも面白いかもしれません。

 

イチョウのデザイン

御金神社の絵馬やお守りに採用されているイチョウのデザイン。

これは本殿に向かって左奥にある「イチョウのご神木」にちなむものです。

高さはざっと22m、幹回りは2m以上あります。

そして、樹齢は何と200年を超えるのだとか。

つまり、御金神社の創建よりも古くからある巨木というわけです

ただ、直接触れることはできません。

 

一般的に力強い生命力のシンボルであり、子育て・安産への信仰の厚いイチョウの木。

なかでも御金神社のイチョウの木は、京都市内屈指の大樹といわれます。

 

御金神社 御朱印

御金神社の御朱印

御金神社の御朱印です。

本殿に向かって左手にある社務所で神職の方を呼び出せば、購入できます。

圧倒されるような派手さが魅力ですが、書置きのものしかありません

初穂料は300円。

社務所の営業時間は午前10時から午後4時となります。

 

御金神社 「幕末三大新宗教」の影響も!?

御金神社の社紋

金運アップで注目を集める御金神社ですが、実は「方除け」への信仰も根強く残っています。

「方除け」というのは、悪い方位がもたらす影響を取り除くもので、引っ越しや通勤通学、旅の安全などを祈願するシーンで登場するものです。

ただ、金属の神様と方除けのご利益は、どこに接点があるのかよくわかりません。

そこで、少し調べてみたところ、答えは「Wikipedia」であっさりとみつかりました。

方除けへの信仰は、「金光教」の神様と習合した時代の名残です

 

金光教は150年ほど前にできたいわゆる新興宗教で、黒住教、天理教とともに「幕末三大新宗教」のひとつに数えられるのだとか。

主祭神の金山毘古命とともに「天照大神」「月読神」がお祭りされているのは、この金光教の教義の影響とみられます。

そういえば、御金神社の社紋も金光教のマークも少し似ているような…。

 

ただ、神様自体が変わったわけではありません。

ようるするに、宗教や教義、呼び名などの「器」が変わっても、その「中身」となる神様自体は変わっていないわけです。

これは、お寺と神社の神様・仏様を同一の存在とみなす「日本独自の宗教観」に合致しているイメージです。

ちなみに現在は、金光教とのかかわりはないようです。

 

御金神社 基本情報

御金神社の基本情報は以下の通りです。

 

  • 住所:京都市中京区西洞院押小路下ル押西洞院町618
  • 電話:075(222)2062
  • 拝観時間:境内自由

 

御金神社 駐車場&アクセス

御金神社に専用の駐車場はありません。

近くにコインパーキングがいくつかあります。

 

電車での行き方

御金神社にアクセスするための曲がり角。自転車屋さんが目印。

  • 地下鉄東西線「二条城駅」下車、徒歩約5分
  • 地下鉄烏丸線「烏丸御池駅」下車、徒歩約8分
  • 市バス「堀川御池」下車、徒歩約5分(JR京都駅~)

※御池通りからアクセスする場合、路地に曲がるタイミングは上記写真の場所となります。自転車屋さんが目印です。

 

車での行き方

  • 阪神高速「上鳥羽IC」下車、約15分
  • 名神高速「京都東IC」下車、約20分

※混雑の恐れあり

MAP

 

御金神社 まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、金運アップのパワースポットとして人気の御金神社についてご紹介しました。

まとめは以下の通りです。

  • 御金神社は「宝くじの高額当選者」を輩出した神社として人気
  • 境内は金ぴかで観光スポットとしても楽しめる
  • 神社自体はとても小さい
  • 絵馬に記された願いごとが面白い
  • 手水舎でお金を浄化できる
  • お金を浄化するのにおすすめの作法がある
  • 開運グッズの人気は福さいふ
  • 主祭神は金光教の神様と習合するなど実は奥が深い

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今後も内容を充実させてまいりますので、ご愛読の程、よろしくお願いいたします。







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元全国紙記者。2017年に独立。ライフワークの聖地巡礼を兼ねて、ブログを始める。神社本庁総長や大僧正、大学教授など有識者への取材経験も豊富。編集者としてのキャリアは20年以上となる。

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