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養老の滝はパワースポット【ルポ-岐阜】養老神社の御朱印は?昔話,伝説,観光,駐車場情報も

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養老の滝は岐阜が誇るパワースポットで、養老伝説の舞台となる場所。修験道の色が強く、周囲には聖域感が漂っている。

養老の滝は、有名な昔話に登場する神秘的なパワースポットです。

老いた父のために持ち帰った滝の水が「アンチエイジング効果のあるお酒だった」というおとぎ話の舞台です。

健康長寿にまつわる滝の逸話は全国にありますが、本場のひとつといえるのが、養老の滝です。

実際、養老の滝は、冷涼な空気に満ちていて、落水のしぶきが心地よく、たたずんでいるだけでも心身がリフレッシュされます。

滝のそばには不動明王や遥拝所、下流には「養老神社」が鎮座しており、スピリチュアルな空間を演出しています。

 

今回は、岐阜が誇るパワースポット「養老の滝」に行ってきましたので、「養老神社」とともに見どころやご利益、駐車場情報などをまとめて紹介します。

養老の滝 滝はなぜ心地いい?

養老の滝に癒しの効果があるのは五感が解放されるため。気持ちの良い空気の流れもある。昔話もあながち嘘ではない。

養老の滝をパワースポットとして紹介する前に、なぜ滝の前に立つとこんなにも気持ちがいいのでしょうか。

「1/fのゆらぎ」「気化熱」「(一部精神疾患に対する)マイナスイオン効果」「フィトンチッド」など難しい理由を解説したいわけではありません。

最大の理由は、生きた世界に五感が解放されるためです

圧巻の光景を目でとらえ、水の流れを耳で追い、冷たいしぶきを肌で感じ、木々の香りを鼻孔にくぐらせ、神仏の恵みを舌で味わう――。

自然に癒しの効果があるのは、きっと誰しもが経験していることではないでしょうか。

 

どうか想像してみてください。

広い空間も、自然の躍動も、命の呼吸もない「核シェルター」での生活。

気が滅入りませんか?

 

ようするに、圧倒的な自然の前では、これとは逆の気持ちになるわけです。

ストレスが病気の素を作るのであれば、病気の素を治すのも心です。

 

そして、自然に近づくことは、神仏に近づくことと同じ意味を持ちます。

だからこそ、昔の人は山や滝や岩窟などで修業をしたわけです。

養老の滝 岐阜が誇る聖地

岩間の結界を抜けて滝にアクセス。この瞬間がたまらない。

養老の滝は、高さ約30m、幅約4mと、取り立てて大きいわけではありません。

ただ、見た目がとても美しく、岩肌にはぜる落水の音にも勢いがあるので、間近に見ると迫力満点です。

滝がつくる「天然の風」も最高です。

日本の滝100選にも名を連ねます。

 

養老町役場によると、養老の滝にある滝不動などは、宗教法人ではない「民間」が管理しており、地域をあげて聖地を手厚く守る体制が敷かれています

滝に向かって左側に設けられた遥拝所は、「山の神様」を祭る祭壇になっており、自然崇拝の色がにじむパワースポットです。

山の神を祭る祭壇。プリミティブなパワースポットだ。

 

また養老の滝には、古い信仰の痕跡を残すかのように、巨大な岩が対に並んでおり、聖地の雰囲気を醸し出しています。

この岩の門でできた結界をくぐると、いよいよ滝が間近に迫ります。

観光地としての色彩が強い養老の滝ですが、駐車場管理会社の方に聞いてみたところ、スピリチュアルな参拝者も少なくないようです。

例のごとく、管理人には何も見えませんが「龍神様に会うためにきた」「この滝はパワーがすごい」となかなかの評判だそうです。

 

単なる観光地ではない証というのでしょうか、毎年7月1日には修験者らによる滝開き式が開かれます。

そのもようを動画でご覧ください。

養老の滝 昔話のお酒はどこに?

養老の滝に残る伝説は史実と創作が混在している。

いまから1200年ほど昔。

養老山ろくに源丞内(げんじょうない)という貧しいきこりが年老いた父と暮らしていました。

いつものように、たきぎを拾っていると、滝から「お酒」の香りがしてきます。

これをを手ですくってみると、なんと、本物のお酒ではありませんか!

親思いの源丞内が毎日このお酒をくんで帰ると、父は大変喜び、どんどん元気になっていきます。

 

水がお酒に変わったのは、親孝行のたまもの――。

そんな噂は、ときの女帝・元正天皇(げんしょうてんのう)の耳にも届きます。

源丞内の親孝行に感心した元正天皇は、年号を霊亀3年から養老元年に改め、この滝を「養老の滝」と名付けました。

 

以上が昔話の大筋です。

 

「平成」が突然「養老」になるのと同じインパクトですね。

 

ただ、この話が最初に登場する歴史書「続日本紀」(しょくにほんぎ)では、不思議な力を宿すこの液体は、「お酒」ではなく「水」でした。

続日本紀では、奈良の都から出向いた元正天皇が水の効果を試したところ、肌はすべすべになり、身体の痛いところまで治ってしまったと伝えます

いろいろな作者に話が描かれていくうちに、「教訓」や「娯楽の要素」などが混ざり合い、「水」が「お酒」に変化したようです。

 

もちろんこの霊水は実在していて、「養老神社」でくんで持ち帰ることができます。

下段に詳しくまとめていますので、是非ご覧ください。

養老神社 縁結びのご利益も 参拝方法は?

養老神社の拝殿。縁結びのご利益もある。御朱印はない。

養老神社は、養老の滝の下流、歩いて10分ほどのところに鎮座します。

ご祭神は5柱です。

  • 天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
  • 菊理媛命(ひめくくりのみこと)
  • 元正天皇(げんしょうてんのう)
  • 聖武天皇(しょうむてんのう)
  • 菅原道真(すがわらみちざね)

ご利益は健康・長寿、家内安全、五穀豊穣、縁結び、学業成就などです。

いずれにしても、養老の滝に向かう前に「神様へのご挨拶」をしておくのが「吉」だと思われます。

 

また養老神社には正式な参拝方法があります。

参拝方法は以下の順です。

  1. 軽くお辞儀をした後に、お賽銭を入れて鈴を鳴らし、深く2拝します
  2. 「祓(はら)い給え、清め給え、守り給え、幸(さきわ)い給え」と祝詞をあげます
  3. 2拝、2拍手、1拝し、軽くお辞儀をして離れます

養老神社 伝説の地 菊水霊泉

伝説の菊水霊泉。実際に良質の水で日本100名水にも選ばれている。

元正天皇が試された「霊水」こそが、菊水霊泉の水です。

日本の名水100選に選ばれるこの水、カルシウム、マグネシウム、カリウムなどのミネラル成分を豊富に含んでいるそうです。

ペットボトルに入れて持ち帰ることもできますが、菊水霊泉から直接くむと叱られます。

 

下の写真の通り、神社の標石のすぐそばに水がくめる場所があります。

菊水泉から直接水をくむのはNG。標石直下の水をくむのが正しい取水方法となる。

養老町によると、水はそのまま飲めるようですが「いったん煮沸してほしい」とのことでした。

 

養老神社 御朱印・お守りは?

養老神社では、御朱印を授与していませんので、ご注意ください。

また、家族の健康長寿を願う人向けにお守りが用意されていますが、備え付けの用紙で申し込みを行い、郵送で頂く形となります。

お値段は送料を含めて1200円です。

 

養老の滝 基本情報

■住所:岐阜県養老郡養老町高林1298-2

■電話:0584(32)1108

■営業時間:AM9:00~PM5:00(最終入場PM4:30)

■入場料:無料

 

養老の滝 駐車場&アクセス

養老の滝がある養老公園のマップ。一日遊んでもまだ時間が足りないほど施設が充実している。駐車場も多数あり、アクセスもスムーズ。

養老公園には無料・有料の駐車場があります。

滝に近づくほど値段が上がっていくイメージです。

それなりに舗装されていますが、山道となりますので、履物はスニーカーがおすすめです。

 

無料駐車場について

こどもの国から養老ランド付近に無料駐車場が集中しています。

「養老ランド」というレトロな遊園地で遊ぶ場合は、そのまま無料駐車場に車を止めていくとお得です。

 

有料駐車場について

有料駐車場で一番のおすすめは、養老公園入口駐車場です。

1・2kmほど歩きますが、駐車料金も1日300円と妥当で、養老神社への参拝や散策などが楽しめるのも魅力です。

駐車スペースにも相当ゆとりがあります。

 

どうしても歩くのがお嫌いな方は、滝のすぐそばにある「養老の滝駐車場」をご利用ください。

ただ、平日は500円、土日は1000円と料金がとても高いのがネックになります。

 

車での行き方(至養老公園入口)

■大阪方面~

⇒高速「関ケ原IC」下車、約25分

■東京方面~

⇒名神高速道路「大垣IC」下車、約20分

 

電車での行き方(至養老公園入口)

■養老鉄道

⇒「養老駅」下車、徒歩約10分

 

MAP

 

養老ロープウェイ(リフト)

養老ロープウェイのリフトは老朽化に伴う安全上の措置として現在休止中。

養老神社のほど近くに養老ロープウェイのリフトがありますが、老朽化のため現在休止中です

安全上の措置だそうです。

ただ、森林浴を楽しむつもりで歩けばそんなに厳しい道のりでもありません。

 

養老の滝ルポ まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は岐阜が誇るパワースポット「養老の滝」と「養老神社」をご紹介しました。

まとめは以下の通りです。

  • 養老の滝は健康長寿の水が湧く伝説を残すパワースポット
  • 滝には五感を心地よく刺激する効果がある
  • 養老の滝は神道や修験道などの痕跡を刻む霊場でもある
  • 龍がみえる人などスピリチュアルな拝観者も多い
  • 養老神社で昔話の霊水をくむことができる
  • 養老ロープウェイは休止中
  • 養老神社の御朱印はない
  • 昔話には史実、教訓、娯楽の要素が絡んでいる
  • 駐車場は滝に近づくにつれて値段が上がるイメージ

 

最後までお読みいただきありがとうござました。

ブログ全体の内容を充実させてまいりますので、引き続きご愛読の程、よろしくお願いいたします。

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元全国紙記者。2017年に独立。ライフワークの聖地巡礼を兼ねて、ブログを始める。神社本庁総長や大僧正、大学教授など有識者への取材経験も豊富。編集者としてのキャリアは20年以上となる。

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