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沖縄 パワースポット【ガンガラーの谷】古代神!?子宝・縁結びにご利益!?【レポ】

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ガンガラーの谷(沖縄県南城市)は、森林浴と洞窟探検が楽しめる沖縄で人気のパワースポットです。

巨大な洞窟の天井が抜け落ちて谷になったという珍しい場所で、亜熱帯域に生息する「幸せを呼ぶ蝶」(ツバベニチョウ)やアニメ映画「となりのトトロ」に出てくる「葉っぱの傘」などにも出会えます。

そんな観光地色の強いガンガラーの谷ですが、実は「純然たる霊場」である点は見逃されがち。

つぶさに観察していると、ガイドツアーで触れられるポイント以外にも、拝所(うがんじゅ)の香炉をところどころで見つけることができます

また、性的シンボルを象った鍾乳石のある2つの洞窟は、「御嶽」(うたき)に位置づけられ、子宝や縁結びにご利益のあるパワースポットとしていまも信仰が寄せられています。

実際、「お礼参り」にガンガラーの谷に訪れる地元の人も結構いるそうで、ご利益の大きさがうかがえます。

このほか、ガンガラーの谷からは「世界最古の釣り針」が見つかっており、「日本人のルーツが沖縄にある」との説を補強する材料になっています。

 

今回は、そんな古代の聖地「ガンガラーの谷」に行ってきましたので、パワースポットとしての魅力を中心にご紹介します。

 

沖縄 ガンガラーの谷 見どころ

ガンガラーの谷は、沖縄ワールドのすぐそば、那覇空港から車で30分ほどのところにあります。

ガンガラーの谷への入場は、古くからの信仰者を除いて、ガイドツアーのみとなり、事前予約が必要です(後段の基本情報に詳細)。

そのため、一般の参加者は「御嶽」、「渓谷」、「ガジュマルの大樹」、「展望テラス」、「洞窟」の順にベルトコンベヤー形式でめぐることになります。

所要時間は約1時間20分、歩く距離は1km程度といったところです。

パワースポット巡りの鉄則でもありますが、天候の悪い日は足元が滑りやすくなりますので、スニーカーや運動靴を履いていくのをおすすめします。

 

神秘の谷をいくツアーは、洞窟・密林探検さながら。

亜熱帯の動植物に触れる楽しみを満喫できる上、自然のエネルギーをチャージするのにも打ってつけです。

とくに、樹齢150年の割と若い木でありながら、「大主」(うふしゅ)の名を冠せられた巨大なガジュマルが、流れる滝のように中空から根を下ろす光景は圧巻です。

ただ、ガンガラーの谷の真価は、神様の息づかいが聞こえる聖地としての魅力にあるのではないでしょうか。

 

種之子御嶽 子授かり・縁結びに信仰

ガンガラーの谷への参拝者は、年間100人程度とされます。

ガイドさんの話では、沖縄本島はもちろん、離島からのお参り客も結構いるそうです。

巨大な谷の絶壁に横づけする格好で、香炉や霊廟が置かれていて、ガンガラーの谷が神聖な場所であることを印象付けます。

 

また、命の誕生・子孫繁栄・子供の成長などを願う聖地「種之子御嶽」(サニヌシーウタキ)には、琉球信仰の神職者「ノロ」や沖縄土着の民間シャーマン「ユタ」が祈りを捧げる拝所があり、どこか神がかった空気に満たされています。

この御嶽は「イナグ洞」と「イキガ洞」という2つの洞窟からなり、それぞれ女性の臀部や男性の陰部をかたどった鍾乳石があって、神秘さをたたえています。

 

イナグ洞

イナグ洞は、入口が竪穴になっている鍾乳洞です。

イナグというのは、沖縄の方言で女性を意味するそうですが、この拝所をみた瞬間に「女神」をお祭りしていることがわかります。

イナグ洞に続く階段の前に、「母神」と記された看板が立てられているからです。

ただ、ここに記された母神という神様は、具体的な素性はおろか、その読み方すら「誰も知らない」というのが実態です。

 

実はこの看板、「ユタ」が勝手に立てていったものなのだとか。

施設関係者が関与せぬところで、こうした看板が立てられていくのは、沖縄では珍しいことではありません。

大石林山にも同様に、神域を知らせるために「ユタ」が立てていった看板がいくつもありました。

そこにあるのは、きっと、自己顕示欲ではなく、霊的な力を持つものとしての「伝統的な使命感」なのではないでしょうか。

だからこそ、撤去されずにそのまま残っているわけです。

大石林山にまつわる詳しい記事はこちら

 

ミステリアスな女神をお祭りするこの洞窟、内部は一般公開されていませんが、女性の臀部とバストを彷彿させる鍾乳石があり、安産や子宝、良縁を求めていまも敬けんな祈りが捧げられているそうです。

近づいて中を見ると、香炉が置かれていました。

 

子宝や縁結び、安産などにご利益があるとされます。

実際、「お礼参り」に再びガンガラーの谷にやってくる人は多く、確かなご神徳とともに、ご利益の大きさを物語っています

この日も、誰に言われるまでもなく、竪穴の前で合掌する人の列ができました。

沖縄は、琉球王朝が成立する以前、神様も神職もみんな女性だったそうです。

ノロ、神人(かみんちゅ)、ユタが女性であるのもその名残といえます。

母神というのは、ひょっとすると、いろんな文化がチャンプルーする前の「沖縄生粋の神様」を指しているのかもしれません。

 

イキガ洞

観光も含めて、ガンガラーの谷最大の見どころといえるのが、イキガ洞ではないでしょうか。

ガンガラーの谷は、洞窟の崩壊によって生まれた渓谷ですが、イキガ洞の天井は健在。

 

川の流れる巨大な洞窟で、入口で配られたカンテラを片手に中に入っていきます。

 

このカンテラ置き場が拝所になっていて、神様の依り代となる香炉も立てられています。

ここでも合掌する習わしです。

 

ちなみにイキガというのは、沖縄の方言で「男性」を意味します。

いわゆる御神体は、男性器を象った鍾乳石で、琉球王朝時代から「子宝の神」として崇められてきました

 

写真は大きくぶれていますが、男性のシンボルを象った自然石への崇拝は、アニミズム(自然崇拝)の典型的なスタイルです。

洞窟はさらに奥まで続いているようですが、ツアーではここで引き返し、ガジュマルの大樹などのある別のポイントに向かうことになります。

 

ガンガラーの谷 基本情報

ガンガラーの谷は、完全予約制です。

出発の10分前までに現地入りする必要があります。

お茶の入った水筒が配られるほか、虫よけも用意されています。

(少しピンボケしていますが、上の写真が「幸せを呼ぶ蝶」と「トトロの傘」だそうです)

 

  • 住所:沖縄県南城市玉城字前川202
  • 電話:098(948)4192
  • 料金:2200円(保護者同伴の小学生以下無料、学生1700円)
  • ツアー時刻:AM10:00、PM12:00、PM2:00、PM4:00
  • 営業時間:AM9:00~PM6:00

 

ガンガラーの谷 アクセス&駐車場

ガンガラーの谷には、収容台数100台分の無料駐車場があります。

余裕たっぷりとまではいきませんが、駐車待ちの心配はなさそうです。

また、那覇空港から車で約30分と、アクセスも比較的スムーズです。

ナビは「おきなわワールド」で入力した方がと確実かもしれません。

 

車(レンタカー)での行き方

  • 沖縄自動車道「南風原南IC」下車、約10分

 

MAP

モノレールでの行き方

  • ゆいレール「旭川駅下車」⇒琉球バス系統「54番」「83番」⇒バス停「玉泉洞前」下車、徒歩2分

 

ガンガラーの谷 まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はガンガラーの谷についてご紹介しました。

パワースポットとしての魅力はもちろん、家族旅行としても楽しめるところでした。

まとめは以下の通りです。

 

  • ガンガラーの谷は純然たる霊場
  • 観光地としても申し分なく、洞窟探検と森林浴が楽しめる
  • 大主ガジュマルは圧巻
  • 種之子御嶽は子授かり・安産・縁結びなどのご利益があるとされる
  • ミステリアスな母神という神様が祭られている

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元全国紙記者。2017年に独立。ライフワークの聖地巡礼を兼ねて、ブログを始める。神社本庁総長や大僧正、大学教授など有識者への取材経験も豊富。編集者としてのキャリアは20年以上となる。

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